カーテンを選ぶ場面は、人生のうちでもそう多くはないと思います。
- 引っ越し先でも丈の合っていないカーテンを使い続けている
- なんとなく適当に選んだものをずっと使っている
- それほど気に入っていないけど使い続けている
こういった心当たりがある方も多いでしょう。
ですが、これは非常にもったいない。カーテンは手頃な値段で、そして最も簡単に部屋の印象をガラリと変えられる優れものです。大きな家具のように処分や運ぶのに苦労する事もありませんしね。
今回は、「カーテンを買うならここ!」と、絶対におすすめしたいショップをいくつか紹介します。出来るだけ安く済ませることができるショップや、安く簡単にオーダーカーテンが買える店など紹介します。どこで買うのか迷っている方の参考になれば幸いです。
その前に、失敗しないカーテンの色選びのポイントや、部屋別のカーテンの使い方を見ておきましょう。どれだけいいカーテンでも、部屋に合ったものでなければ、あとあと後悔する羽目になります。
カーテンの色選びの基本!おすすめの色は?
カーテンを選ぶ際に、一番意識するのは「どんな色にすればいいの?」という事だと思います。
カーテンは面積が広く、部屋に与える影響も大きいだけに、色選びで失敗すると残念な部屋になってしまいかねません。
さらに、色は心理面にも大きく影響を与える為、カーテンの色によって生活の質も変わってきます。
純色系のカーテンは避ける
ビビットで美しい色に惹かれる方も多いと思いますが、いざ部屋で見てみたら「失敗したかも・・・」と後悔した事がある方もいるでしょう。
広いショップで見るのと、自宅の部屋で見るのとでは、だいぶ印象が変わってしまいます。ショップで見たら素敵でも、家で見たら主張が強すぎるという事もよくあります。
落ち着いた、リラックス出来る空間を作りたいなら、ビビットな色は避けるようにしましょう。
他の大きな家具と色の系統を揃える
[wc_row]
[wc_column size=”one-half” position=”first”]
[/wc_column]
[wc_column size=”one-half” position=”last”]
[/wc_column]
[/wc_row]
簡単なのはソファやラグなどと色を揃えてしまう方法です。色を合わせることで部屋に統一感が生まれます。もちろんソファやラグにビビットな色を使っている場合は別です。部屋がうるさくなりすぎてしまうので、カーテンは落ち着いた色にする事をおすすめします。
最も簡単だけど効果抜群!壁の色と揃える
[wc_row]
[wc_column size=”one-half” position=”first”]
[/wc_column]
[wc_column size=”one-half” position=”last”]
[/wc_column]
[/wc_row]
もっとも簡単で、もっとも失敗しにくいのがこの方法。
壁の色と統一する事で、部屋に圧迫感が生まれず、広い印象を与える事が出来ます。特に一人暮らしの狭いワンルームなどでは重要なテクニックになります。
部屋によってカーテンを使い分ける
カーテンはデザインさえ良ければそれでいいというものでもありません。睡眠の質を高める「遮光カーテン」、部屋に光を入れつつ目隠し効果もある「レースのカーテン」など、部屋の目的ごとに適したカーテンを選びましょう。また、「防音・遮音カーテン」の効果についても解説します。
睡眠のお悩みを解消!寝室の遮光カーテンのすすめ
寝室の環境によって睡眠の質が変わってくるのは周知の事実だと思います。街灯や車のライト、深夜営業の店舗の灯など、寝室を明るくする要因はありませんか?
豆電球以下の小さな灯でも、睡眠の質に大きな影響を与えてしまうという実験結果もあるくらいなので、寝室はしっかりと遮光カーテンなどで光を遮ることをおすすめします。
また、寝室の窓が東向きの場合、季節によっては朝の早い時間から明るい光が差し込みます。「もうちょい寝たいのに起きちゃうんだよな・・・」とお悩みの方にも遮光カーテンがおすすめです。
遮光カーテンの選び方
【遮光レベル】
完全遮光>1級遮光>2級遮光>3級遮光
黒>白
遮光カーテンと言っても種類はさまざまで、商品によって遮光レベルも全然違います。光をしっかりと遮りたいなら、完全遮光か、1級遮光で色は黒系がおすすめです。同じ1級でも、白系より黒系の方が遮光レベルは上です。
完全遮光は光を全く通さない加工が裏地に施されているので、色は黒だろうと白だろうと遮光レベルは同じです。
寝室はしっかり遮光したいけど、部屋が重くなるから暗い色のカーテンはちょっと・・・という場合は、白系やベージュの完全遮光がおすすめです。
↓完全遮光カーテンの品ぞろえが圧倒的なのでおすすめです。
ただ、徹底的に光を遮りたいなら、遮光カーテンのみでは限界があります。どうしても隙間から光が入ってきてしまうからです。朝まで真っ暗な寝室を目指すなら、少しめんどうですがカーテンレールを変えるのがおすすめです。
こんな感じで、レールの上とサイドの光漏れを防いでくれるカーテンレールがあります。コレ+完全遮光カーテンなら、朝でもかなり暗い寝室を作ることが出来ます。
レースカーテンって必要?
レースカーテンは、部屋に光を取り込みつつ目隠し効果も得られるという優れもの。紫外線対策としても有効です。
普通のカーテン(ドレープカーテン)だけだと、プライバシーを確保しつつ部屋の明るさを調整するということが難しくなります。
外から見えないカーテンがおすすめ
レースカーテンは外から室内が透けて見えてしまいます。プライバシーを確保したい場合、外から見えにくい加工が施されているものがおすすめです。
外から見えにくいレースカーテンは、主に2種類あります。
- ミラーレースカーテン(昼間透けにくい)
- 遮像カーテン(昼夜透けにくい)
ミラーレースカーテンは、鏡のように光を反射させる糸を裏面に施してあります。マジックミラーのような原理で、明るい側(太陽光側)から暗い側(室内側)が見えにくくなっています。つまり、外が明るければ透けにくいですが、夜間や曇りで室内の方が明るい場合は透けてしまいます。
遮像(しゃぞう)カーテンは、糸を高密度に編み込む加工により、外から室内が見えにくくなっています。昼夜問わず透けにくいですが、室内側からも外が見えにくくなるので、開放感に欠けると感じる場合もあるでしょう。
購入の際は透け感レベルを要チェック
ミラーレースカーテンと遮像カーテンの違いを説明しましたが、あくまでこれは一般的な区別にすぎません。つまり、商品によって機能性は変わってきます。商品ごとに糸の種類や編みの密度が変わるからです。
ネットで購入する場合はとくに、透け感が分かりにくいので注意が必要です。ネット購入の際のおすすめ店は、「パーフェクトスペースカーテン館」です。扱っているレースカーテンを「透け感レベル」1~5段階で評価してくれているので非常に分かりやすいです。
遮音・防音カーテンは効果ある?
カーテンをサッと引くだけで、外の騒音を完全にシャットアウト!・・・みたいなカーテンがあったらいいですよね。でも遮音カーテンにそういった機能を期待しないほうがいいです。外からの音を遮る効果はほとんどありません。
ただ、室内で発生した音が外に漏れるのを防ぐ効果は多少あります。これも完全に防ぐというより、「まあ無いよりはマシかな」、くらいに考えた方がいいでしょう。
音はほんの少しの隙間からでも漏れ出てくるものなので、カーテンのみで防音するのは非常に難しいんですね。
もしも騒音に悩まされているなら、ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンやヘッドホンがおすすめです。かなり効果あります。
既成カーテンとオーダーカーテンどっちがいいの?
コスパ重視なら既成カーテンですが、生活の質やインテリアとしての価値を考えると、オーダーカーテンがおすすめです。
既成カーテンの利点は、もうすでに出来上がっている物なので、手元に届くのが早いのと、価格が安いことです。オーダーカーテンの半分以下の価格で購入することができます。ただ、自宅の窓とピッタリのサイズを見つけるのが難しく、微妙に余ったり寸足らずになることも。
オーダーカーテンの利点は、窓のサイズとピッタリのサイズなので、部屋の見栄えが断然良くなります。また、外の空気を遮断できるので、冷暖房の効率も高まります。遮光カーテンで外の光を遮りたい場合も、オーダーカーテンがおすすめです。
コスパ重視でもチェックすべき3つのこと
安く済ませようと考えすぎて、必要なスペックを見逃してしまうのは避けたいところです。これだけは確認しておいたほうがいい機能や注意点を紹介しておきます。
防炎加工の有無
防炎加工が施されたカーテンは燃焼しにくく、火が広がりにくいのが特徴です。まったく燃えないわけではないですが、燃えにくい性質があるため以下のメリットがあります。
- 初期火災の延焼拡大を抑える
- 避難の時間を稼ぐ
格安カーテンは防炎加工がないものが多いですが、防炎加工だからめちゃ高いわけでもないので、余裕のある方はぜひ防炎加工の製品を検討してください。
フックの種類 AタイプとBタイプ
カーテンをカーテンレールに装着するためのフックは、AタイプとBタイプの2種類あります。
- Aタイプ:カーテンレールが見える
- Bタイプ:カーテンレールが隠れる
【Aタイプ】はカーテンレールの下にカーテンが収まるため、開閉しやすく、まとめた時もスッキリとした印象です。
【Bタイプ】は、カーテンの上辺が窓枠より数センチ上に来るので、そのぶん光の侵入を防ぐというメリットがあります。同じ理由から、カーテンの存在感が増し、使用環境によっては多少部屋が狭く感じるかもしれません。無機質なカーテンレールを隠せるというのもメリットのひとつです。
どちらが良いということでもないですが、既製品の場合はAタイプが一般的です。というのも、Bタイプが設置できないカーテンレールもあるからです(たとえば天井に設置されたカーテンレールの場合など)。また、二重レールの奥側(窓側)もBタイプは設置できません。
既製品はAタイプが一般的ですが、Bタイプの既製品も少なからず存在するので、一応よく確認してから購入したほうがいいです。
遮熱性能
遮熱性能が高いカーテンを使用すると、外気温の影響を受けにくくなります。室温を快適に保つためには重要な機能です。暖房・冷房の効率を上げるためにもぜひ欲しい機能です。
遮熱性能は、カーテンの厚みや糸の編み方、素材、加工によって変わるので、単純に「有る」「無し」で判断できないのがやっかいなところです。
基本的には、遮光性能が高いカーテンほど、遮熱性能が高くなる傾向があります。厚みのある1級遮光以上のカーテンであれば、多くの場合、遮熱性能の高い商品として販売されています。
ショップによっては、遮熱〇〇%と表記されているので、こだわりたい方は数値を参考にするといいでしょう。
カーテンが安い!おすすめ通販ショップ
ベルメゾンネット
この投稿をInstagramで見る
とにかく種類が豊富でどれにしようか迷ってしまいますが、ベルメゾンが厳選しているので、変な物は置いてないのが良いところ。落ち着いた物から遊び心溢れるものまで、多種多様なカーテンが揃っています。
「なんかイメージと違った・・・」という場合、同商品なら別の色、別のサイズに無料で交換可能。カーテン選びの際の、色とサイズのミスはつきものなのでこのサービスはありがたいところ。
パーフェクトスペースカーテン館
サイズをきちっと計ってオーダーカーテンを作るなら、「パーフェクトスペースカーテン館」がおすすめです。
「カーテンのサイズってどうやって決めれば良いの?」と、疑問を感じるかもしれません。手順に従って数値を入力するだけで自動計算してくれるので安心です。電話やチャットでのサポートも充実しているので、とにかく購入前のストレスが無いのが魅力です。
レースカーテンとのセット購入もできるので、一度に買い物を済ませられて楽なのもいいですね。
パーフェクトスペース カーテン館【Yahoo!ショッピング】
LOWYA
シンプルなカーテンがとことん安いのがLOWYAです。ドレープカーテンとレースカーテンのセットが、幅100cmなら2枚組で3,990円[送料無料]と、とにかくカーテンを安く済ませるならここです。
ニトリ
お値段以上というだけの事はあって、非常にコスパの高いカーテンが多いのが特徴です。リアル店舗も全国各地に点在しているので、気になった商品を実際に見に行けるのもポイントです。
ニッセン
種類が多いですが、デザインごとの検索も簡単なので、好みのデザインを見つけやすいのがいいところ。セブンイレブン店頭受け取りを使えば送料無料で済むので、少しでも出費を抑えたい方におすすめです。
おしゃれカーテンが買える!おすすめの店
無印良品
出典:www.muji.com
落ち着いた色合いのナチュラルカーテンが揃っています。色合いがよくて、洗練された印象を与えるカーテンが豊富なので、おしゃれナチュラルな部屋を目指しているなら真っ先に見ておくべきショップです。
cucan(クーカン)
見ているだけで楽しくなってくるような、デザイン性に富んだカーテンが豊富に揃っているショップです。個性的でおしゃれなカーテンで部屋の印象と気分を変えたい方におすすめです。3,980円以上のお買い物で送料無料になります。
びっくりカーテン
多種多様なレースカーテンが揃う人気カーテンショップです。マリメッコやディズニーなどのブランドものから、カフェ風、リゾート風、モダンテイストなど、部屋のテイストに合わせて好みのカーテンを選ぶ事が出来ます。
激安でカーテンが買えるかも!アウトレット通販
使用目的に合致した、好みのデザインのカーテンが見つかるなら、アウトレットでの購入もありでしょう。アウトレットセールを常時おこなっている、おすすめのショップを2つご紹介します。
パーフェクトスペースカーテン館
上でも紹介しているショップですが、アウトレット商品の品数が豊富なので、こちらも要チェックです!MAX85%OFFと割引率が高く、お洒落なデザインのカーテンも多いので非常におすすめです。
カーテン通販専門店インズ本店
出典:www.inns.jp
MAX90%OFFの価格で、高級カーテンが手に入るのがコチラのショップです。数は多くないですが、「これは!」というカーテンが見つかったら超ラッキー。
デザインより機能で選ぼう
カーテン選びは、部屋の印象を大きく左右するだけではなく、部屋の快適性にも大きな影響を与えます。
なので、「デザインで選ぶ」というより、「欲しい機能を持っているカーテンの中から、もっとも好みのカーテンを選ぶ」という順番がおすすめです。
コメント