おしゃれな部屋を作る!今すぐ見直したい5つの鉄則と解決法

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おしゃれな部屋を作りたいと意気込んでみたものの、全然思ったようにいかなくて、どこにでもありそうな普通の部屋になってしまった・・・なんて事は全く珍しくありません。

というのも、おしゃれな部屋には、おしゃれに見えるためにルールが存在し、そのルールが守られていなければ、おしゃれな部屋からはどんどん遠ざかってしまうのです。

おしゃれな部屋を作る上でのキーポイントは以下の5つです。

  1. 統一感
  2. 生活感
  3. 抜け感
  4. 清潔感
  5. 照明

これから1つずつ解説していくので、自分の部屋に当てはめて考えていただけると分かりやすいと思います。

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テイスト、色の統一で部屋をおしゃれに

どれだけオシャレな家具やインテリアがあっても、それらに統一感が無ければ、ちぐはぐな空間が出来上がってしまいます。出来るだけ統一感のある部屋を目指しましょう。

統一感は、どうやって生み出すのかというと、大きく分けると、

  1. テイストを統一
  2. 色を統一

この2つが最も重要です。

テイストの統一

テイストとは、いわゆる○○系、○○テイスト、○○スタイルなどで表される、部屋全体の方向性の事です。例えば、北欧系、ナチュラルテイスト、モダンスタイル、アジアンスタイル・・・などなど、様々なテイストがあります。

このテイストがハッキリと決まれば、「何となくお洒落な部屋がいいな・・・」というぼんやりとした状態から、「北欧系のオシャレな部屋にしたいから、こういうソファを買おう!」といった具合に、購入すべき家具などが明確になってきます。

まずは、自分がイメージする理想の部屋が、何テイストなのかをはっきりとさせましょう。

北欧風

北欧風の部屋は日本でも非常に人気が高く、狭い日本の住環境との相性も良いと言われています。温かみのある木製の家具、綺麗な色のファブリックなどで構成され、見ているだけで楽しい気分になるような部屋になります。

 

モダンスタイル

現代的、今風、都会的、みたいな言葉を連想させる部屋がモダンスタイルです。金属やガラス、ツヤのある布地など、つるっとした見た目のインテリアを使う事で、大人っぽいモダンスタイルが完成します。

 

和風

日本で昔から使われているインテリアを中心に構成されます。ゆったりとした安らぎの時間を求めている方におすすめです。

 

ガーリー

全体的に白を基調にして、女性的なパステルカラーをアクセントに取り入れれば、女の子らしい部屋が作れます。写真のように、色を多用する場合は、色の明るさを統一する事で、ごちゃごちゃとした印象を抑えることが出来ます。

 

ナチュラルテイスト

木製の家具や観葉植物、ベージュやグリーンなどのナチュラルな色合いのインテリアで統一すると、ナチュラルテイストの部屋が出来上がります。比較的簡単に作れるので、部屋作りに自信の無い方におすすめです。

自分が目指すテイストが分からない時は?

どんな部屋にしたいのか、明確に決まっていればいいですが、多くの方はイメージがぼんやりとしていて、目指すべき部屋が具体的にイメージ出来ません。

具体的にイメージ出来ないと、インテリア選びの段階で、どうしても統一感がなくなり、なんだかまとまりのない部屋になってしまいます。

そこで、まずは好みのテイストを知ることが重要になってきます。

方法は簡単で、いろいろな部屋を片っ端から見ていき、気になった部屋をスクラップしていきます。ある程度の量が溜まれば、スクラップした部屋の中に、「○○テイストの部屋が多いな」という事に気付くでしょう。

雑誌でも何でも良いですが、おすすめは、houzzなどのインテリア写真を大量にストックしているサイトを活用する事です。部屋のサイズや、テイストごとに部屋を検索したりする事も出来るし、気になった部屋は簡単に保存しておくことが出来るので、非常に便利です。

色の統一感

テイストが決まれば、次は色の統一です。全てのカラーを統一するのは難しいですが、ある程度、最初のうちに部屋の色味を決めておくと、家具を買ってから後悔するという事がなくなります。

色は大きく分けて3種類あります。

  1. ベースカラー:床・壁・天井
  2. アソートカラー:大型家具・カーテン
  3. アクセントカラー:雑貨・アクセサリー

比率で言うと、

ベースカラー6:アソートカラー3:アクセントカラー1

くらいを目安にカラー配分していくと、生活がしやすく、統一感を感じられる部屋になります。

基本的には、面積の大きいベースカラーやアソートカラーをナチュラルな色や、落ち着いた色にして、アクセントカラーで部屋に色を取り入れる、という考え方で構成すれば、統一感を出しやすいです。

ベースカラーを変えるのは難しいので、アソートカラーとアクセントカラーで、部屋の印象をコントロールしていく事になります。

生活感をなくすための3ステップ

生活感は出来るだけ抑えるのが、お洒落な部屋を作るのに最も重要で、最も簡単なテクニックです。インテリアの雑誌や、お洒落な部屋の写真は、基本的には、生活感のある物は映っていません。

例えば、

  • ボックスティッシュ
  • ゴミ箱
  • テレビ
  • リモコン
  • 機器のコード類
  • コンセントに挿しっぱなしの充電器

このへんが、最も生活感が出やすい物です。これから如何に隠すか、見えない様に工夫するかが、おしゃれな部屋を作る上で重要になってきます。

もちろん生活に必要な物ばかりなので、部屋から完全に捨て去るというわけにはいきません。

生活感のある物を部屋から無くすための、3つのポイントがあります。

  1. それは必要か?
  2. 隠すことが出来るか?
  3. 代替品はあるか?

まず考えることは、「これはこの部屋に必要なのか?」ということです。必要じゃないと判断したら捨てればいいだけですが、多くの場合必要ある物がほとんどです。

次に、それを隠すことが出来ないか?を考えます。まず、収納スペースが部屋に無いという場合は、新しく収納家具を購入するのもアリです。大きな収納家具は抵抗があるという方におすすめなのが、収納付きのテーブルやチェスト、スツールなどです。

部屋にちょっとした収納スペースがあるだけで、日常的に使う生活用品を隠すことが出来るので、かなり重宝します。

最後に、その生活感あふれる物にとって代わる物が無いかを考えます。例えば、生活感を感じさせないようなゴミ箱やティッシュケースに替えたりします。

 

配線類は放っておくと、ごちゃごちゃとからまったりホコリが溜まったりと色々めんどうですが、手間を惜しまずにスッキリと隠してしまえば、あとあと非常に楽になります。

気になるごちゃごちゃどう隠す?ブロガーさんに学ぶ『配線をすっきり隠すコツ』 | キナリノ

 

6:4の比率で抜け感を出す

 

おしゃれな部屋を作ろうと意気込んで、家具やインテリアを買い過ぎてしまったという経験がある方も多いかもしれません。

基本的には部屋の広さは変えられないので、置ける家具やインテリアの量も決まってきます。もちろん広いほど色々置けて、その分選択肢も増えるのですが、日本の住環境は、欧米の広々とした部屋とは違い、コンパクトサイズになっている事がほとんどです。

その限られた空間の中に、どのように家具を配置するかも重要なのですが、もっと重要なのが、置き過ぎないという事です。

簡単に言えば、どれだけオシャレな家具を置いても、足の踏み場も無いようなら、オシャレな部屋にはならないという事です。窮屈な空間ではリラックスも出来ないですしね。

目安としては、部屋の面積の5割以上が家具などで埋まってしまうと、窮屈は印象になりやすいです。4割は家具などで埋まっているけれど、残りの6割くらい床面が見えているとスッキリとした印象になります。

捨てられない物を潔く捨てる方法

床が見えないほど物で溢れているけど・・・なかなか捨てることが出来ずに困っているという方におすすめなのが、捨てられない物を写真に撮るという方法です。

「写真に撮ってどうするの?」

と思われるかもしれませんが、写真に撮るだけで捨てたくないという心理が弱まる事が分かっています。

なぜかと言うと、人は捨てられない物事態に価値を感じているというよりは、その物にまつわる記憶に価値を感じている為、捨てなくないと思ってしまうんです。それを捨ててしまえば、その物にまつわる良い記憶も捨て去るような感覚になってしまうという事ですね。

写真に収めてしまえば、いつでもその物を見ることができ、その物にまつわる記憶も消える事はない→じゃあ物自体は捨てても良いよね、という思考になるわけです。

もちろんスマホなどでもOKです。捨てたいけど捨てられない物が多い方は、是非試してみてください。

清潔でおしゃれなモテ部屋を目指す

意外と忘れられがちですが、オシャレな部屋に欠かせないのが清潔感です。以前、割と有名なおしゃれな家具屋さんに行った時に、こんな事がありました。

「すごくお洒落で気持ちのいい空間だなー」なんても思っていたのですが、何気なく隅の方に目をやったら、物凄くホコリが溜まっていて・・・一気に素敵な空間が台無しになった気がしました。

こういう事って実は結構よくあって、どれだけ生活感を出さない様に頑張って、テイストや色を統一し、スッキリとした家具配置にしていても、細部のちょっとした手抜かりで台無しになってしまうことも珍しくありません。

異性に求めるもので常に上位にランクインしているのが、男女ともに「清潔感」だったりします。ファッションや髪型などの身だしなみと同様に、部屋の清潔感も常に良い状態を保つようにしましょう。

掃除習慣の作り方

とは言え、普通に生活していたら、どうしても乱れたり、汚れが溜まっていってしまいます。とくに忙しい方など、掃除する時間が取れなくて、いつの間にか雑然とした部屋になっている事もあるでしょう。

すぐに部屋が汚くなってしまう、という方におすすめなのが、「毎日1分だけ掃除する」というルールを作ってしまう事です。

「たった1分?」って思うかもしれませんが、毎日というのが重要で、毎日やっていたら、掃除するのが当たり前になってくるので、そこまで部屋が乱れるという事が無くなってきます。

さらに、掃除するという事へのハードルがぐーん下がるので、1分と決めていても、気付いたら10分とか20分とか普通に掃除するような習慣が付いてきます。

これは脳科学的にも正しいアプローチ法なので、掃除の習慣をつけたい方は是非試してみてください。

照明はおしゃれ部屋の要

照明は、部屋の印象を決める上で非常に重要な役割を果たします。なぜかと言うと、全ての物は光が当たる事によって、そこにある物として認識できるからです。つまり、光が当たる部分と当たらない部分、光の強弱、光の色など、光の性質によって見え方が全く変わってしまうという事です。

 


出典:shomei-tanteidan.org

コチラの写真は、全く同じ部屋ですが、左の写真は蛍光灯のみで、右は白熱灯の照明を2つつけています。

どちらの方が良い雰囲気か?といったら、多くの方は右の写真を選ぶと思います。もちろん蛍光灯には蛍光灯の良さがあるのですが、お洒落な空間を作るなら、温かい光を使うのがおすすめです。

とは言え、明るい照明の下で何か読んだり、作業したりする事もあると思うので、そんな場合は、明るさを調整できる照明がおすすめです。

 

おしゃれな部屋の作り方【まとめ】

今回紹介した5つのルールを知っていれば、おしゃれな部屋を作る事は、そこまで難しくありません。センスがなければおしゃれな部屋は作れないと思っていた方は、是非簡単なところから試してみてください。

この記事を書いた人
うすしお

日々の生活をより快適にするためのインテリアのヒントを探求し、シンプルで実用的な、あわよくばローコストなアプローチを模索しています。カマンベールチーズは雪印派ですが、たまにmeijiに寝返ります。

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