せっかくオシャレをしていても、服にシワが付いているとコーディネートが台無しです。さらに、スーツやワイシャツがシワだらけだと、見た目的にもマイナスですが、印象が大きく変わってしまうため、「仕事ができない人」と思われたり、信用してもらえなかったりします。
毎日アイロンがけをして、常にシワの無い衣服を身に付けられれば一番ですが、時間がなかったり、アイロンをかけられない状況の時も多々あるでしょう。
そこで今回は、アイロンを使わずに服のシワを取る方法を紹介します!
アイロン不要!服のシワ取り方法9選
短時間でサクッとシワを取る方法から、時間をかけてゆっくりシワを取る方法まであります。自分の生活スタイルに合わせたシワ取り方法をチョイスしてみてください。
霧吹きで服のシワを取る
- シワが気になるところに水を吹きかける
- 手で軽くシワを伸ばす
- 乾くまで30分~1時間ほど放置
手っ取り早く、簡単に衣類のシワを伸ばせるのがこちら。シワが気になるところに、シュッシュッと吹きかけて、放置するだけです。しっかり乾くまで30分~1時間ほどかかるので、お出かけ直前には使えないですが、寝る前や朝の支度前にオススメの方法です。
水で濡らしてドライヤーで乾かす
- シワが気になるところに水を吹きかける
- 手で軽くシワを伸ばす
- シワを伸ばしながらドライヤーで乾かす
霧吹きで濡らして、そのまま放置でも良いですが、急いでいる場合はヘアドライヤーを使って、一気に乾燥させましょう。物によってはドライヤーが近過ぎると痛んでしまうので、自分の髪を扱うように優しくドライしていきましょう。
シワ取りスプレー
- シワが気になるところにスプレーを吹きかける
- 手で軽くシワを伸ばす
- 乾くまで30分~1時間ほど放置
衣類のシワを取るための専用スプレーが市販されています。普通の水のスプレーよりもシワ取り効果が高く、乾くのが早いのが特徴です。さらに、消臭効果や、除菌効果、静電気防止により、花粉やホコリの付着を防ぐ効果もあるので、衛生的にもおすすめです。
携帯用の小さなタイプも販売されているので、鞄に入れておいて、いつでも使えるのも良いですね。
蒸しタオルの蒸気で服のシワ取り
- タオルをお湯につける
- タオルを硬く絞る
- タオルに衣服を挟んで10秒ほど待つ
- 衣類のシワを伸ばして乾燥させる
蒸しタオルを作り、その蒸気を利用してシワを取っていきます。アイロンのスチーム機能と同じ理屈ですね。
タオルは大きめのバスタオルを使うと、衣類を挟みやすいです。お湯は40℃~ちょっと熱いかなと感じるくらいの温度でOKです。
ヘアアイロンでシワを伸ばす
- シワが気になるとこををヘアアイロンではさむ
- はさみながら滑らせるようにシワを伸ばす
ヘアアイロンは細かい部分のシワ取りに便利です。ヘアアイロンを使うくらいなら、普通のアイロンを使った方が良いと思う方も多いと思いますが、旅先などに手軽に持って行けるので、旅行中の衣類のシワ取りには重宝します。ただ注意点は、慣れないうちは温度を高くし過ぎないことです。思ったようにいかず、服を焦がしてしまう事もあります。温度を調整できる物を使うと良いでしょう。
浴室の蒸気を利用してシワを取る
- 浴室を蒸気で満たす
- 30分ほどハンガーに掛けて衣服を吊るす
- 風通りの良いところで乾燥させる
すぐにシワを伸ばしたい方にはオススメ出来ませんが、ただハンガーに掛けておくだけの方法なので、一番簡単と言えば簡単です。お風呂上りに、シワを取りたい衣服をハンガーに掛け、吊るしておきます。浴室の蒸気を吸い込んで、シワがゆっくりと伸びていきます。30分ほど放置したら、風通しの良いところで乾燥させましょう。
ただ、浴室がカビだらけだったり、臭かったりすると、衣服に付着してしまうので、その点は注意してください。
衣類を濡らして乾燥機にかける
- 衣類を軽く濡らす
- 乾燥するまで乾燥機にかける
サクッとシワを伸ばし、ふんわりと仕上げるならこの方法がオススメです。方法は簡単で、シワを伸ばしたい衣類を少し濡らし、乾燥機で数分間乾燥させるだけです。濡らした衣類から蒸気が発生し、シワが伸びるだけでなく、ふんわりと仕上がります。ただ、乾燥機は少なからずダメージに繋がるので、やり過ぎには注意しましょう。
加湿器の蒸気でシワ取り
- 加湿器の上に衣類を吊るす
- 30分くらいしたら風通しの良いところに移動させ乾燥させる
加湿器から出る蒸気を、衣類に当てる事でシワを伸ばします。ある程度シワが取れてきたら、手で軽る伸ばしてから乾燥させましょう。忘れて放置してしまうと、濡れてしまい乾燥まで時間がかかるので、30分ほどで様子を見てください。
衣類スチーマ―
- 衣類スチーマ―に水を注入する
- スイッチを入れて加熱する
- シワの気になるところに蒸気を噴霧する
アイロンよりも手軽にシワを取ることが出来るので、ジワジワと人気を集めているのが衣類スチーマ―です。パナソニックやティファールなど大手メーカーの物が人気です。
アイロン程パキッとシワを伸ばす事はできませんが、短時間で、気にならないくらいまでシワを伸ばすことが可能です。使い方は簡単で、スイッチを入れて加熱したら、シワの箇所に当てて蒸気を噴霧させるだけです。蒸気による消臭除菌効果もあるので、タバコや焼き肉の臭い消しにも有効です。
◆参考記事
服のシワが付かないようにする方法
付いてしまったシワは取るしかありませんが、そもそもシワが付くのには理由があるので、できるだけシワが付かないようにする事が重要です。
ここからは、出来るだけシワが付かないようにするための方法を紹介します。
その洗濯方法あってる?
どんな衣類も、洗濯後は水にぬれてシワシワの状態です。これをそのまま乾燥させたら、当たり前ですがシワシワの服が完成です。乾燥する前にしっかりとシワを伸ばしておきましょう。意外と適当にやっている方も多いので、普段の洗濯習慣をもう一度見直してみましょう。
洗濯後、服を放置するとシワになる
洗濯が終わってから、しばらく洗濯機の中やカゴの中に放置していたりしませんか?この間にも乾燥が進み、シワシワの状態が形状記憶されてしまいます。洗濯が終わったら即シワを伸ばすようにしましょう。
干す前に畳むとシワが取れる
洗濯機から取り出したら、干す前にシワと伸ばしながら簡単に畳みます。畳んだ衣服を重ねていくと、服の重みでシワが取れやすくなります。シワが出来てほしくない物を一番下に持ってくるようにしましょう。
脱水時間が長すぎるとシワになる
普段洗濯をする時に、脱水時間やすすぎの時間を細かく調整している方は少ないと思います。ワンタッチのおまかせコースで選択している方が多いと思いますが、脱水時間を短くする事でシワになりにくくなります。
脱水が始まった時点で、もうすでに乾燥は始まっているので、脱水時間が長くなるほど、シワシワの状態で仕上がってしまいます。
季節や天候によって、脱水時間をコントロールする必要はあります。まずは、脱水時間を普段の半分くらいにして様子を見てみましょう。また、ワイシャツなど薄くてシワになりやすい物は、他の洗濯ものより早めに取り込むといいでしょう。
洗濯ネットでシワ予防
洗濯ネットは衣類のダメージを防ぐ事が出来る優れたアイテムですが、使い方によっては、シワが出来にくくする事も出来ます。
その方法は簡単で、衣服を畳んでネットに入れます。畳んでからネットに入れると、洗濯機内でぐちゃぐちゃになることがないのでシワが出来にくいのです。
ただ、ネットが大きすぎると余裕がある分だけ衣類が動きやすくなる為、シワになりやすいので、衣類を畳んだ時の大きさとちょうどいいネットを使用すると良いです。
畳み方が雑だとシワになる
せっかく洗濯時にシワになりにくいように気を使っても、その後の服の管理の仕方によっては、着る時にシワシワになっているなんて事も珍しくありません。丁寧に畳む事で、シワの無い衣服をいつでも身につけることが出来ます。
【ワイシャツの畳み方】
【収納しやすい洋服の畳み方】
ハンガーに掛けていてもシワになる?
衣類は畳まずにハンガーに掛けて収納している方も多いと思いますが、ハンガーに掛けていても、シワになる可能性はあります。
衣服同士の隙間が十分に取れていない場合、衣服が押し合い、シワになりやすいです。特に薄い綿のシャツなどはシワになりやすいので注意が必要です。
ハンガーに衣類をかけるときは、しっかり形状を整え(かなり大事!)、他の衣類とくっつかない程度に十分に隙間を開けて収納しましょう。
まとめ
衣服についたシワの取り方と、シワが出来にくくする方法を紹介してきました。シワを取る方法に関しては、基本的には、濡らして乾燥させるという方法ですが、生活スタイルに合った方法で是非試してみてください。
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