nordgreenからご提供いただいた腕時計「フィロソファ」について、個人的な感想とレビューを写真を交えてお伝えしていきます。
【腕時計の概要】
- 名称:PHILOSOPHER(フィロソファ)
- ケースサイズ:36㎜
- ケースカラー:シルバー
- 文字盤カラー:ホワイト
- ストラップ:3リンクブレス、ブラックナイロン
フィロソファの見た目の印象
まずは、外観についてです。
正面から見た文字盤は繊細で知的な印象。しかし側面から見ると鮮烈な金属感が際立ち、たくましさすら感じます。
斜めから覗き込んだ時、2つのアンバランスなイメージが混ざり合い、フィロソファ(哲学者)という名称が腑に落ちた気がします。個人的にはこの角度から見たフィロソファが一番好きです。
インデックス(時間を示す目盛)は立体的で、未来か古代の建造物が規則的に立ち並んでいるようです。建造物が並ぶ土台部分はゆるやかなすり鉢状で、なんというか、すごくいい感じです。
秒針は先端が細く繊細な印象で、よく見ると中心に向かって左右非対称の線を描いています。この形はノードグリーンの中でもフィロソファ特有のものです。
短針と長針は、秒針とは材質が異なり、鏡のように光を反射します。
秋の葉の薄緑色が指針とケースに映り込んでいます。見る角度や光の当たり方によって、印象が大きく変化するのがフィロソファの魅力だと思います。
デザイナーは哲学者のように、一つ一つのデザインを深く追求したのではないでしょうか。これらのディティールの面白さが、物を愛でる喜びを思い出させてくれるなーとしみじみ思いました。
服との組み合わせは簡単
フィロソファは上品な印象なので、シャツやスーツ、キレイめなコートなどと相性がいいと思います。
ただ、ステンレス製のストラップを選んだこともあり、カチッとし過ぎてしまいがちなので、個人的にはカジュアルなニットやデニムなどと合わせるのが気楽で好きです。
つまり、何に合わせても、そこまでおかしなことにはなりません。
わりとケースの金属感が強めなので、バランスをとるように柔らかい素材や質感の豊かな素材を使うと相性が良いと思います。
夏場はどうしても半そでが多くなり、服の素材でバランスをとることが難しいです。暑い時期、この時計の出番は多くなかったです。好みによると思いますが、夏はもっと軽くて薄いペラペラな時計の方が楽です。
着脱可ストラップで服装に変化
ノードグリーンの腕時計は、ストラップの付け替えが可能です。
私はステンレスと黒のナイロンを選びました。ナイロンは細い糸が緊密に編み込まれていて、ツヤ感があり子供っぽさはないと感じました。
よりカジュアルな印象を作りたいときに、ナイロンのストラップに付け替えています。軽くて薄いので付け心地はステンレスより良いです。
難を言えば、シルバーのループ部分がもう少し小ぶりで、高級感のある質感だと、もっと使用範囲が広がると思いました。ノードグリーンの中では一番安価なストラップなので仕方ないですが、服装によってはカジュアルすぎると感じることがあります。
無難にいくなら革のストラップを選ぶ方がいいかもしれません。
ガラスに傷が・・・
今回の記事執筆にあたり、フィロソファの写真撮影に集中していたところ、時計を素焼きの鉢植えにぶつけてガラスに傷を作るという、まあまあ凹むアクシデントがありました。(秒針の下あたりに傷が影を作っています)
フィロソファのガラスの強度を調べてみると、ミネラルガラスという一般的なガラスを採用しているようです。
Philosopher、Infinity、Nativeの文字盤ケースには、衝撃に強く傷がつきにくい最高品質の強化ミネラルガラスを使用しております。また、PioneerとUnikaにはサファイアクリスタルが使われております。
出典:https://nordgreen.zendesk.com
フィロソファで使用されているミネラルガラスは、この価格帯の時計では一般的に使用されていて、強度的には中間くらいのものらしいです。さすがに、重くて硬いものにぶつけたら傷がつきます。ただ、ミネラルガラスは性質上、割れて文字盤がむき出しになるようなことは少ないようです。
高級時計などによく使われるサファイアクリスタルと比べると強度が劣り、一度傷がつくと修復が難しいようなので、丁重に扱うことをおすすめします。
使用期間3カ月の総評
今回ご提供いただいた腕時計はこちらです。
【公式サイト】PHILOSOPHER 36㎜ シルバー ホワイト 3リンクブレス
割引クーポン配布中
当サイト専用の15%OFFクーポンを発行していただいたので、ご購入の際に活用いただければと思います。購入画面にてクーポンコードを入力した後「適用する」ボタンを押してください。割引後の金額が表示されたことを確認してください。
【クーポンコード】
KUCHIKOMI15
ガラスの傷に関してはショックでしたが、3カ月間普通に使用している分には傷がつくことはなかったです。今回の、写真撮影中に素焼きの鉢植えにぶつけるというのはかなり特殊な例かなと思います。我ながら仕方ないなーと思いました。傷は癒えませんが私はもう立ち直っています。
まだ3カ月しか使っていないので、今後もっと気づく部分があると思いますが、とりあえず今のところ満足しています。
フィロソファは、よーく見て初めて気づくような、細かいデザインを楽しむこともできるので、飽きにくく長く使えるのではないかと思います。どんな服にも合わせやすいところも良いと思います。
デザイナーが北欧の家具なども手掛けているデンマークの巨匠ということで、北欧家具に通じるような、無駄のなさが息づいていると思いました。日本的な無駄のなさも良いですが、それとは一味違うベクトルを感じます。
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