素材の持つ栄養素を壊さずに、美味しいジュースが作れるスロージューサー(低速ジューサー)。高速ミキサーでは味わえない、美味しいジュースが出来るのも魅力です。
日本で最も人気の2ブランドである、スロージューサーのパイオニア「ヒューロム」と、ヘルシオジュースプレッソでお馴染みの「SHARP」の製品の口コミを比較し、どちらがおすすめなのかを検討します。
比較するのは各ブランドのベーシックモデルである「ヒューロムH2H」と「シャープEJCP10B」です。

ヒューロムH2H

シャープEJCP10B
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ヒューロム、シャープのスロージューサーの比較
ヒューロム | シャープ | |
---|---|---|
価格 | 37800円 | 17400円 |
サイズ | 幅167×奥行240 ×高さ398 | 幅150×奥行194 ×高さ435 |
重量 | 6.2kg | 4.8kg |
消費電力 | 150W | 100W |
コード長 | 1.4m | 1.4m |
ユーザー満足度 (☆4、5の割合) | 86.66% | 73.2% |
ユーザー不満足度 (☆1、2の割合) | 9.33% | 8.5% |
ヒューロムの製品はシャープと比較すると2倍ほどの価格になっていて、市場価格に大きな差がある事が分かります。大きさはシャープは日本製品らしくコンパクトで軽量設計なのに対し、ヒューロムは大きくがっしりとした作りになっています。
そして、ユーザー満足度に大きな差が出ています。その理由を見ていきましょう。
ヒューロムのスロージューサー口コミ評価
ジューサーなどの調理家電としては、☆5の割合が非常に高く、使用感が良く、不満に感じる点が少ない事が分かります。
ヒューロムのスロージューサー高評価口コミ
- 後片付けが簡単
- 音が静か
- 美味しいジュースが出来る
- ジュースの抽出量が多い
水洗いで簡単洗浄できる
ジューサーなどの調理家電を使用する上で、最もめんどうな後片づけですが、ヒューロムのスロージューサーは「後片づけや掃除が簡単!」という声が非常に多く、そういう点では扱いやすい製品と言えます。
実はこの扱いやすさは非常に重要で、扱いにくい製品は、大体の場合使用頻度が徐々に下がっていき、キッチンの片隅で眠り続ける事になります。その点ヒューロムのスロージューサーは安心です。各パーツは分解できて、非常に洗いやすい構造に改良されています。水洗いでほとんどの汚れが落ちてしまうので、毎回掃除でてこずる事がありません。
スロージューサーですので、音は静かで、早朝や夜でも気にせずに使用する事が出来ます。
そして、肝心なジュースの味に関しても満足度が非常に高く、「これを飲んだらもう市販のジュースは飲めない!」というほど、サラサラとした、それでいて濃いジュースが出来上がります。
ジュースの抽出量は、「他社製品と比較すると多い」という口コミが多かったです。(ページ下部にシャープスロージューサーとの抽出量比較の動画があるので、参考にしてみてください。)
ヒューロムのスロージューサー低評価口コミ
- 手入れが面倒
- 機体が重い
- 葉物が絞れない
- サイズが大きくかさばる
購入前にサイズの確認を
「後片づけや手入れが簡単」という口コミも非常に多かったのですが、その逆の口コミも少なからずありました。部品の掃除はしやすい設計になっていますが、ジュースを作るたびに分解して洗浄し、乾燥させ、仕舞うという流れは人によっては大きな手間に感じてしまうようですね。
あとはサイズ感が日本製のスロージューサーと比較すると大き目なので、重く場所をとります。購入する前に、どこに収納するのか決めておく事をお勧めします。
葉物野菜などが絞りにくいという声もありまが、葉物野菜はは丸めたり、折りたたんだりしていれると搾りやすくなります。この辺の使い方のコツは使っているうちに分かってくると思います。
シャープのスロージューサーヘルシオの口コミ評価
☆4が☆5を上回っていて、☆3が多いという事は、「全体的には満足なんだけど・・・」という、完全には満足できない理由が製品にあるという事を意味します。
- 後片付けが簡単
- 美味しいジュースが
- 音が静か
ジュースの抽出量に難あり?
ヒューロムのスロージューサーと決定的に違うのは、「抽出量が多くて満足」という口コミが無かった事です。「後片付けは簡単で美味しいジュースが出来るんだけれど・・・」という声が多いですね。
- 後片付けが面倒
- 搾り足りない
- ジュースにカスが混じる
- 搾りカスが多い
- カスが詰まりやすい
ジュースとカスの分離がイマイチ
搾り足りないという口コミが多く、ジュースの抽出量が少ないようですね。カスはまだまだ絞れるくらいジュースが入っていて、逆にジュースにもカスが混じり、柑橘系の物は特にザラッとした食感が残ってしまうようです。
搾る能力に関しては、完全にヒューロムに軍配が上がります。
手入れに関しては、掃除しやすいという声も多いですが、網目に繊維が詰まりやすいという口コミも目立ちました。
スロージューサー結局どっちがおすすめ?
- 手入れのしやすさ→同じくらい
- 価格で選ぶなら→シャープ
- サイズなら→シャープ
- ジュースの量は→ヒューロム
- ジュースの美味しさは→ヒューロム
価格的にはシャープのスロージューサーの方が購入しやすいですが、機能面では明らかにヒューロムの方が優っている事が分かりました。断然ヒューロムの方がお勧めです。
特に、健康のために毎日ジュースを作りたいと考えている方は、迷わずヒューロムを選ぶべきでしょう。毎日使うものは扱いやすく、ストレスが少ない物を選ぶことが非常に重要です。じゃないと結局使わなくなってしまいますからね。
スロージューサー関連動画
この動画ではヒューロムのスロージューサーで、ニンジン500gで260CCのジュースが出来ています。
こちらの動画では、ヒューロムとシャープのスロージューサーの抽出量を比較しています。ヒューロムの方が明らかにジュースの量が多いのが分かりますね。
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