夏になると欠かせないのが冷房器具ですが、「エアコンの冷たい風が苦手」という方には、やはり扇風機が強い味方になります。
扇風機って聞くと、いわゆる丸形の物が想像されますが、最近では色々な種類の物が販売されています。ですが、何がどう違うのか、どういったメリットデメリットがあるのか、意外と分かっていないと思います。
どうせ買うなら、自分の暮らしに合った扇風機を選びたいものです。今回は、いろいろな種類の扇風機の特徴をまとめてみたいと思います。
普通の扇風機(ACモーター)
メリット
- 値段がが安い
- 種類が豊富
デメリット
- 昭和感のある見た目
いわゆる普通の扇風機です。扇風機といえばこれって感じで、蚊取り線香と並んで、日本の夏の風物詩とも言えます。
とくにデメリットなど見当たらないですが、あえて言うならば、見た目がオシャレではないという点でしょうか。もちろんレトロな雰囲気のオシャレな扇風機もあります。
DCモーターの扇風機
メリット
- 音が静か
- 省エネルギー
- 風力を細かく調整できる
デメリット
- 価格が高い
一般的な多くの扇風機はACモーター(交流の電源)を使用しています。DCモーターは直流の電源を使用します。
何が違うかというと、DCモーターの方が、より繊細に風量を調節する事が出来ます。普通の扇風機は微風・弱・中・強など4段階くらいですが、DCモーターは、6段階以上の物が多いです。さらに、ACモーターでは実現が難しかった、「そよ風的」な超微風モードも備えています。音も静かなので、睡眠時に重宝します。
タワー型扇風機
メリット
- 省スペース
- スマートな見た目
デメリット
- 安定感にかけるので倒れやすい
普通の扇風機と比べると、背が高くてすらっとしているので、なんとなくスマートな印象を受けます。おしゃれな部屋にオススメです。
問題点は、背が高い分だけ安定感が無く、ちょっとぶつかった拍子に倒れてしまったりすることです。小さなお子さんのいる家庭にはあまりお勧めしません。
羽なし扇風機
メリット
- 掃除が楽
- 見た目がオシャレ
- 羽根に巻き込まれる危険性が無い
デメリット
- 価格が高い
- 風力が弱い
「羽が無い扇風機?!」と一時期話題になったダイソンの扇風機です。見た目のインパクトが強いので、家に置いておけば、なんか未来感が出そうです。機能的には・・・まあ普通です笑
羽が無い分、形が非常にシンプルで、無駄な突起とかも無いのでサッとひと拭きするだけで掃除が完了するというのがいいです。
ミニ扇風機
メリット
- 充電式ならどこでも使える
- 小さいので置く場所を選ばない
デメリット
- 風力が弱い
一般的な扇風機よりもだいぶ小さいのが特徴です。机の上に置いて使ったり、車の中やベビーカーに付けて使うなど、かなり使い勝手は良いです。当然風力は弱いですが、使う場所を選ばないので、トイレや屋外などのシーンで重宝します。
手持ち扇風機
メリット
- カバンに入れて持ち運び可能
- 歩きながら使える
- うちわ感覚で気軽に使える
デメリット
- 音がうるさい
- 風力が弱い
ミニ扇風機よりもさらに小さい、手持ち式の扇風機です。充電してカバンに忍ばせておけば、いつでもどこでも風を浴びることが出来るし、ネタにもなるのでちょっとしたヒーローになれるかもしれません笑
まとめ
扇風機と言っても色々あるんだなーと、まとめていて良く分かりました。特に最近はDCモーターの扇風機が人気で、各ブランドから個性的なものがいろいろ出ていますね。
割とオシャレな扇風機も増えているので、これからもっと扇風機が見直される時代が来るかもしれません。エアコンと併用すれば、省エネにもなりますしね。
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