ホームベーカリー比較 パナソニックとシロカの口コミを比較して分かった事

家庭で簡単に手作りパンを作れて非常に便利なのが「ホームベーカリー」。どうせ買うなら、自分の目的と合った機種を買いたいものです。

今回は、人気の高いホームベーカリー2機種の口コミを調査し比較しました。比較したのは以下の2機種です。

パナソニック ホームベーカリー  SD-BH1001-R

パナソニックSD-BH1001

シロカ ホームベーカリー SHB-712

シロカSHB-712

どちらも手ごろな値段と完成度の高さから非常に人気のある機種です。シロカSHB-712の方は、「家電批評」という雑誌で、家電オブザイヤー2015-2016ベストバイを受賞しています。

まずはスペック比較から。

パナソニック
SD-BH1001
シロカ
SHB-712
価格(※変動あり)9700円11304円
メニュー数23メニュー29メニュー
寸法(約)幅24×奥行30×高33cm幅26 ×奥行36 ×高さ31cm
重量(約)6kg 4.15kg
コード長(約)1m1.4m
予約タイマー13時間まで13時間まで
パンのサイズ1斤1斤、1.5斤、2斤
イースト自動投入
具材自動投入
付属品ミトン、計量カップ、計量スプーン
ヨーグルト専用容器、ジャムふた

パナソニックホームベーカリーSD-BH1001の口コミ評価

パナソニック ホームベーカリー SD-BH1001-R口コミ評価

パナソニックのホームベーカリーから見ていきましょう。95%以上のユーザーが☆4以上を付けています。ほとんどのユーザーが「このホームベーカリーは合格ラインを超えている」と判断したという事です。

作れるメニュー

 

【全23メニュー】

1.パン・ド・ミ/2.食パン/3.ソフト食パン/4.サンドイッチ用食パン/5.早焼き食パン/6.ごはんパン/7.ごはんフランスパン/8.フランスパン/9.全粒粉パン/10.アレンジパン/11.米粉パン(小麦あり)/12.米粉パン(小麦なし)/13.パン生地/14.ピザ生地/15.食パン(天然酵母)/16.パン生地/17.生種おこし/18.クイックブレッド/19.ソイスコーン/20.ケーキ/21.生チョコ/22.ジャム/23.コンポート

パナソニックSD-BH1001の良いところ

パナソニックホームベーカリーSD-BH1001の高評価口コミ

  1. 静か
  2. お手入れが楽
  3. 自動投入が便利

※「美味しく焼ける!」といった口コミも多数ありましたが、美味しく焼けるのは大前提なので今回は省かせていただきました。

静音性

ユーザーは、とにかく静音性が高い事に驚きます。非常に多くの方が「静かでびっくり!」といった口コを投稿しています。確かに昔のホームベーカリーはうるさかったですよね。それと比べると驚くべき進化を遂げていると言えます。

お手入れのしやすさ

かなり重要な要素である、お手入れのしやすさ。「焼いたパンを取り出して、水を張り、浸けておくだけで綺麗になる」「洗い物が少なくて楽」といった口コミが非常に多く、使用後のめんどくささが最小限に抑えられています。

毎日使用している方や、週に数回使っているというヘビーユーザーも多く、使い勝手の良さが際立っています。どれだけ便利な家電でも、手入れが面倒な物は、最終的にはお蔵入り必至です。その点、パナソニックホームベーカリーSD-BH1001は、使い勝手が良く、かなり使い倒せる家電と言えます。

自動投入機能

クルミ、レーズンなどの自動投入機能が搭載されている事も大きなポイントです。通常クルミなどの具材を入れる場合、アラームが鳴り、具材を入れるタイミングを教えてくれます。自動投入機能は、一次発酵が終わったタイミングで自動で投入してくれるので、具材入りのパンでも完全自動で焼くことが出来ます。

パナソニックSD-BH1001の不満点は?

パナソニックホームベーカリーSD-BH1001の低評価口コミ

  1. 生地を練る時の音がうるさい
  2. イースト投入時の音がうるさい
  3. 焼き上がりお知らせ音がしつこい
  4. フランスパンが取り出しにくい

音が気になる

静音性が向上しているとは言え、音が完全に無くなる事は無いので、やはり気になる人は気になるんですね。音に関しては、使用する環境や時間帯にもよると思います。例えば、キッチンの近くに寝室があり、朝焼きあがるようにタイマー予約して使うなら、夜中うるさくて起きるかもしれません。ですが、ある程度離れていれば、そこまで気になるほどの騒音ではないという声もありました。

焼き上がりお知らせ音

焼き上がり時にピーピーと音の鳴らして知らせてくれるのですが、パンを取り出さないと何度もピーピー音を繰り返すのが鬱陶しいという声もちらほら。これは電子レンジなんかにも備わっている機能です。取り忘れ防止や、安全性を考えて付加された機能だと思いますが、何度も繰り返されると少しイラッとしますよね笑

ちなみに、シロカのホームベーカリーは、マナーモードが搭載されており、操作音や焼き上がりブサー、具材を入れるタイミングを教えてくれるブザーを消すことが出来ます。

フランスパンが取り出しにくい

食パンが取り出しにくいという声は無かったですが、フランスパンが取り出しにくいという口コミは少ないですがあります。そもそもフランスパンを作る人自体が少ないと思われるので、それにしては、そういった声が多いですね。おそらく本当に取り出しにくいんでしょう。

シロカホームベーカリーSHB-712の口コミ評価

シロカホームベーカリー口コミ評価

こちらもパナソニックと同様、非常に高評価の口コミが多いです。ただ、パナソニックと比べ☆5の比率が少ないのが気になります。その理由とは・・・

 

作れるメニュー

【全29メニュー】

1.食パン(みみ やわらかめ)/2.食パン(みみ かため)/3.早焼きパン/4.ソフトパン/5.フランスパン風/6.スウィートパン/7.全粒粉パン/8.ライ麦パン/9.米粉パン(グルテン入り)/10.米粉パン(グルテンなし)/11.天然酵母生種おこし/12.天然酵母パン生地/13.天然酵母パン/14.こねる/15.発酵/16.焼く/17.パン生地/18.ピザ生地/19.うどん・パスタ生地/20.そば生地/21.もちつき/22.ケーキ/23.ケークサレ/24.ジャム/25.生キャラメル/26.フレッシュバター/27.ヨーグルト/28.フレッシュチーズ(室温25度以上)/29.フレッシュチーズ(室温24度以下)

シロカホームベーカリー SHB-712の良いところ

シロカホームベーカリーSHB-712の高評価口コミ

  1. ヨーグルトが作れて便利
  2. 静か
  3. お手入れが楽
  4. 2斤まで焼ける!

ヨーグルト作りが出来る

意外なほど多かったのが、「ヨーグルトが作れて便利!」といった口コミです。市販のヨーグルトと牛乳だけで簡単に大量のヨーグルトが出来るとあって、経済的にも嬉しいですね。パンよりもヨーグルトを作る頻度の方が高いというユーザーも多いようです。

静音性

音はパナソニック同様、静かであるという声が多かったです。稼働時の様子を確認できる動画がUPされていたので載せておきます。

お手入れのしやすさ

こちらもパナソニック同様、手入れがしやすいという声が多数。焼きあがったパンを取り出して、パンケースに水を張って軽く洗えばOKです。ただ、シロカのホームベーカリーは、パンケースの外側は水に濡らさず、乾いた布で拭き取る事を推奨しています。理由は、錆びたり、腐食する原因になるからだそうです。

2斤まで焼ける

家族が多い家庭の場合は、2斤まで焼ける事が決め手となってシロカを選ぶ事が多いようです。製品のサイズはパナソニックよりも小さいですから、コンパクトで大容量といったところです。

シロカSHB-712の不満点

シロカホームベーカリーSHB-712の低評価口コミ

  1. 音がうるさい
  2. パンケースを丸洗い出来ない
  3. メニューボタンを押すのが面倒

音が気になる

やはり音が気になる人は気になります。生地を捏ねている時のモーター音が思ったより大きかったという声が多かったです。音のサイズ感は実際に使ってみないと分からないところがありますが、上に貼った動画で確認しておいて、「あーこんな感じなのねー」と納得した上で購入するのが良いでしょう。

パンケースを丸洗いできない

以下の内容が、シロカホームベーカリーSHB-712の取扱説明書に明記されています。

パンケースの外側およびパンケース底面の駆動部には水をかけずに、固く絞ったぬれふきんで汚れを拭き取ってください。
※ パンケースを丸ごと水につけたり、パンケースの底に水をかけたりは絶対にしないでください。パンケース底面の駆動部が腐食したり、サビたりして、故障の原因になります。
※   食器洗い機・食器乾燥機はお使いにならないでください。

外側が濡れないように洗うのは面倒という声が多かったです。

メニュー切替ボタンを押すのが面倒

シロカホームベーカリーはメニューが29用意されています。食パン、ライ麦パン、ヨーグルト、チーズ、などなど多数のメニューがあるのは良いのですが、メニューボタンを何度も押さないといけません。例えばヨーグルトはメニュー番号が27なので、27回押さなければいけない・・・。ちなみにパナソニックは、メニューボタンが進むと戻るの2ボタンあります。

ホームベーカリー比較まとめ

結論から言うと、私のおすすめはパナソニックのホームベーカリーです。何故かと言うと、私は食パンを一度に2斤作る予定はないですし、ヨーグルトやチーズなどをホームベーカリーで作る事もおそらく無いからです。あとは、パナソニックの方はナッツやレーズンなどの具材の自動投入機能が付いているのが嬉しいかなと。

逆にシロカの1.5斤、2斤の食パンや、ヨーグルト、チーズなどの豊富なメニューに魅力を感じるのであれば、シロカを選ぶべきでしょう。

口コミを調査して、やはりパナソニックのホームベーカリーの方が、製品の完成度が高いと感じました。シロカの方は、メニューボタンが1つしか無かったり、パンケースの丸洗い不可など、細かい部分に不満を感じているユーザーが多いんですが、パナソニックの方はそれがほぼ無かったんです。日々使う家電ですから、小さなストレスが案外鬱陶しかったりします。

あと、シロカの方は、取扱説明書が読みにくいという口コミが結構ありました。製品とは関係ないのでカットしましたが、こういった部分にも差が生まれています。

パナソニックホームベーカリー取扱説明書

シロカホームベーカリー取扱説明書

その他のおすすめホームベーカリー

知る人ぞ知るエムケー精工のホームベーカリー。大手メーカーに比べると、若干お値段はしますが、製品の完成度から、パン作り好きに愛され続けています。

 

ツインバードのホームベーカリーの特徴は、その安さ。5000円台で手に入るので、とりあえずホームベーカリーってどんなもん?という方にオススメです。

 

食べきりサイズの0.5斤から作れるのが一番のポイント。約2時間で焼きあがる、早焼きメニューが付いています。一人暮らしの方におすすめ。

 

ハイローズは、幅23.2X奥行29.5×高さ25.5cmというコンパクトなサイズ感が売りです。多くのホームベーカリーは高さが30cm以上あるので、存在感がありますが、こちらは多少小柄です。

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